長い長いカカシとの死闘の末、とりあえずダメージ計算式について一定の仮説を作れるくらいにはなってきましたのでまとめてみました。
- PvE のダメージ計算式です
- PvP ではこの 1/3 のダメージになっていると思われますが、細かい係数が変わっている可能性もあります(未検証)
- 仮説なので、当然間違ってるところもあると思います
- 今後のアップデートで仕様が大きく変わる可能性もあります
- フェル調べです。通常攻撃の係数などは職によって違う気がします
- 通常攻撃はコンボの何段目かによってダメージが変わるので、初段で見ています
ただ、細かい数字は違っても凡その傾向は合っているだろう・・・と思います。今後もいろいろと検証を重ねて、修正ポイントが見つかったらアップデートしていく予定です。
■ まとめ
通常攻撃ダメージ =
1 + 基礎ダメージ×係数 + 貫通ダメージ + 属性ダメージ + 固定ダメージ
スキルダメージ =
{(1+基礎ダメージ) × スキル倍率 ÷ ヒット数} + 貫通ダメージ + 属性ダメージ + 固定ダメージ
通常/基礎ダメージ = (攻撃力 - 防御力) × 0.24
スキル/基礎ダメージ = (攻撃力 + スキル攻撃力×0.5 - 防御力) × 0.24
貫通ダメージ = 基礎ダメージ × (貫通力 ÷ 20000)
属性ダメージ = 基礎ダメージ × (属性攻撃力合計 ÷ 20000)
固定ダメージ = 固定ダメージ × 0.1
下記は、上記の計算式の根拠というか、検証結果からの考察のようなものです。暇なら読んでみてください(笑)
■ 通常攻撃ダメージの詳細
① 基礎ダメージ
攻撃力を上げるとダメージが上がり、防御力が上がるとダメージが減ります。また、攻撃力が敵の防御力を基準とした一定以上のラインを超えないと、ダメージはすべて 1 になります。
ダメージが 1 を超えた後は、攻撃力の上昇に応じて比例的にダメージが増えていきます。また、防御力が増えても割合的にダメージが減少することはありません。
このことから、攻撃力とダメージは比例関係にあり、防御力は単純にダメージを減算する、という関係性になっていると推測されます。
基礎ダメージ = 攻撃力×係数1 - 防御力×係数2
or
基礎ダメージ = (攻撃力 - 防御力) × 係数
色々と試行錯誤した結果からは、後者の方が計算が合うパターンが多そうに見えました。係数については、おそらく PvE で 0.24 くらいではないかと見ています。(ここの係数が、ちょっとまだ検証データ上、あやしいところです。)
基礎ダメージ = (攻撃力 - 防御力) × 0.24
となります。
② 貫通ダメージ
当初、貫通力は防御力を一定割合で無視するステータスかと思っていましたが、貫通力をいくら上げてもダメージが 1 の場合は必ず 1 になります。
貫通力を上げるとダメージが上昇しますが、この上昇ダメージは固定的なものではなく、① で計算した基礎ダメージに応じて割合で増減します。基礎ダメージが増えると貫通力で増えるダメージも増加する、という傾向です。このことから、貫通力によるダメージボーナスは下記の計算式と推測されます。
貫通ダメージ = 基礎ダメージ × (貫通力 ÷ 20000)
貫通力 1000 あたり、基礎ダメージの 5% が上乗せされるという計算です。
③ 属性ダメージ
属性攻撃力が上がると、ダメージが増加します。現状ではスキルの属性などに依存せず、通常攻撃を含めたどの攻撃に対しても、全ての属性攻撃力に応じたダメージが付与されているように見えます。
属性攻撃力に応じたダメージが基礎ダメージに含まれるか否かはなかなか正確な検証が難しいところでしたが、おそらく、基礎ダメージをベースとして計算された属性ダメージが加算される、という計算式になっていそうです。
属性ダメージ = 基礎ダメージ × (属性攻撃力合計 ÷ 20000)
こちらも属性攻撃力 1000 あたり、5% のダメージが上乗せされるという計算です。
④ 固定ダメージ
基礎ダメージが 0 以下で、最低保証ダメージの 1 しか与えない状態でも、固定ダメージを積んでいる場合は必ず一定のダメージが通ります。このため、相手の防御力などを無視して、常に数値の 10% を追加ダメージを与えるというのが固定ダメージの効果と推測されます。なお、固定ダメージはクリティカルが発生しても増えません。
固定ダメージ = 固定ダメージ × 0.1
⑤ 通常攻撃ダメージ
上記の ① ~ ④ を踏まえて、最終的な通常攻撃ダメージが計算されます。通常攻撃のダメージもコンボのどの段数かによって変わるので、何らかの係数がかかっていると想定されます。
通常攻撃ダメージ = 1 + 基礎ダメージ×係数 + 貫通ダメージ + 属性ダメージ + 固定ダメージ
フェルの通常攻撃の初段は、この係数がおそらく 0.9 くらいではないかな、と推測しています。
■ スキルダメージの詳細
スキルダメージの場合、基本的な仕組みは通常攻撃とほぼ同様ですが、スキル攻撃力とスキル倍率がダメージ計算に関わってきます。
① 基礎ダメージ
スキル攻撃力を上げると、通常攻撃のダメージが 1 の相手に対してもダメージが通るようになります。この点から、スキル攻撃力は基礎ダメージを増加する効果があると推測できます。
検証データから、カカシの防御力はおそらく 3100~3200 程度なのですが、ちょうど、攻撃力 + スキル攻撃力×0.5 の数値が 3200 を超えたあたりから、ダメージが通るようになり始めます。この結果から、
基礎ダメージ = (攻撃力 + スキル攻撃力×0.5 - 防御力) × 0.24
が、スキル使用時の基礎ダメージとして使用されているのではないかと考えられます。
② 貫通ダメージ、③ 属性ダメージ、④ 固定ダメージ
これらの数値の計算は、おそらく通常攻撃と変わらず下記の計算式となります。
貫通ダメージ = 基礎ダメージ × (貫通力 ÷ 20000)
属性ダメージ = 基礎ダメージ × (属性攻撃力合計 ÷ 20000)
固定ダメージ = 固定ダメージ × 0.1
スキル攻撃力が追加されている分だけ基礎ダメージが増えているので、貫通力ダメージ、属性ダメージも増加します。
⑤ スキルダメージ
数多の検証結果から、スキルダメージの計算式は、下記のようになると想定されます。
スキルダメージ = {(1+基礎ダメージ) × スキル倍率 ÷ ヒット数} + 貫通ダメージ + 属性ダメージ + 固定ダメージ
ここで重要なのは、貫通ダメージ、属性ダメージ、固定ダメージにスキル倍率が計算されないという点です。フェルの落石 (307%/4ヒット) と火炎球 (311%/1ヒット)を比較すると・・・
- 落石の総ダメージ
{(基礎ダメージ × 3.07 ÷ 4) + 貫通ダメージ + 属性ダメージ + 固定ダメージ} × 4
- 火炎球の総ダメージ
(基礎ダメージ × 3.11) + 貫通ダメージ + 属性ダメージ + 固定ダメージ
となり、落石は貫通ダメージ、属性ダメージ、固定ダメージが 4 回分計算に乗せられるので、結果として総ダメージが圧倒的に高くなります。